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田植えに使用する足袋は?

日本人は農耕民族であったことから、米作にかかわることは神事として取り扱われてきました。
例えば、日本の地方で見かけられる秋祭りも、米作に深く関わった神事なのです。
秋祭りは水田に実った穂の感謝を込めて、氏神様に対して今年の豊作を祝う神事となっています。
また春に行われる祭りは、田植えを前に今年の豊作を願って行う神事となっています。

このように我が国では古くから田には神が宿るものとされ、敬やまれてきました。
現在では農作業も機械化が進み、昔のように手作業で行うことはなくなりました。
しかし最初の田植えのときは、人が田植えを行うこと行事が残っています。
最初に行う田植えは、豊作を願い、早乙女と呼ばれる女性らが着物姿で田植えを行うます。
このとき、素足では神様に失礼となることから、「たび」を履く習わしとなっており実際には、白足袋が用いられています。

花傘をかぶり、白足袋を履いた早乙女らは、一列に並んで稲を植えていきます。
そして、その地元に伝わる田植え歌を歌いながら、次々と稲が植えられていきます。
また、最近では少なくなったようですが、農家の女性もこのときは仕事用の「たび」ではなく、白足袋を履いて田植えに出る習慣がある所も残っています。

農耕具や重機など機械化が進む以前は、このように人手によって田植えが行われていました。
さすがに白足袋とはいきませんので、泥でぬかるんだ田の中でも作業がし易い「たび」が用いられていました。

 

昭和の戦前において、日本の各地には多くの田が広がっていました。
そして多くの家庭で田植えの時期になると、親類一族や近所の人が総手で田植えを行っていました。
現在では農地転用政策により田畑が消えて行ってしまっていますが、昔、田植えを行ったことのある人も次第に減ってしまっています。

水の張った田の中に入ったことのある人は少ないかと思いますが、水と泥が混じり合い足で泥を踏む感触が直接伝わってきます。
そして、泥水となった泥濘に足が取られてしまい、一歩も前に足を出せない状態となってしまいます。

昔の人はこうした状態の中、今よりも遙かに広い田を手作業で田植えを行っていました。
田植えを行うとき、長靴では先ほどのように泥濘に長靴がはまってしまい、長靴が足から抜けて転んでしまいます。
そこで、泥濘だ田の中でも足を取られることなく田植え作業ができる農作業用の「たび」が作られました。

田植えのときに履く足袋は、泥水が染みこんでこないような加工がされています。
また、泥濘でも足が取られることなく歩けるよう、足袋の裏側にも加工が施されています。
また、田植え専用の「たび」は、普通の足袋よりも膝まで覆われるようになっています。

現在、田植え作業のほとんどが機械化され、手作業で田植えを行うことはありません。
しかしいくら機械化されたと言っても、手作業が必要な場合も残っていますので、
田植え用の「たび」は、現在にも受け継がれています。

地方の田舎道を歩いていると、田畑があると何となく心が和む気がします。
しかしよく田の中を見てみると、空き缶やファーストフードの袋が平気で捨ててあります。
田は米を作っていますのでその中にゴミを捨てる人の神経が分からないのですが、
もしかしたらゴミを捨てた田の米を自分が食べるかもしれないのです。

それよりも田の中に色々とゴミがあることで、農作業する人もゴミを踏んだことで怪我をする危険性もあるのです。
幾ら機械化が進んだと言っても、ゴミが機械に絡まることもあり故障の原因となってしまいます。

一昔、手作業で田植えを行っていた頃では、さすがに田の中にゴミを捨てるような人はありませんでした。
しかし田の中には、田に水を引く小川から小石などが入り込むことがあります。
田植え時に小石などを踏みつければ、転倒や小石で足を切る危険性もあります。
そこで田植え時は、「たび」を履いて田植え作業にあたっていました。
そして農作業で使用する「たび」は、普通の足袋よりも厚手のゴムでできた底となっています。

また当時の田の中には、人の生血を吸う「ヒル」が多く潜んでいました。
田植えを終えたとき、足がヒルに噛まれた後で腫れ上がるほどと言われており、農作業者の悩みの種となっていました。
ヒルから足を守るためにも、「たび」が役にたったのです。
農作業で用いられる「たび」は、ヒルなどの害虫対策として膝あたりまで覆われた足袋となっています。

現在では農薬が散布されヒルは居なくなってしまいましたが、田の中にゴミがあることがあり、
今でも農作業には足袋は欠かせないものとなっています。

 

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