節句人形 しまい方アドバイス

五月飾りを飾るために出したら、いずれ当然ながら片付ける事になります。

片付ける時にも少し気をつけなくてはいけないポイントが数点あります。

●お天気に良い日にしまいましょう
●埃は羽根ばたきできれいに払ってください
●金属部分には素手で触れないようティッシュペーパーなどで拭き、やわらかい紙などで包んでください
●包む時、房や鎧のおどし糸などに折り癖が付かないようにしてください
●箱の中で道具が動かないよう、すき間にやわらかい紙や布をつめてください
●箱の中に少量の防虫剤を入れてください

保管するにも場所も注意点があります。

下記の場所は不向きなのでそのような場所には保管しないでください。

●直射日光に当たる場所
●ほこりの多い場所
●湿気の多い場所
●室内温度の高低の激しい場所

節句人形 飾り方アドバイス5

組み立てた兜を芯木の上にかぶせます。



脛当を毛沓(けぐつ)に差し込み鎧櫃の前に揃えて並べます。



作札を並べて完成です。
こうしてみると組み立てがそう難しくない事がお分かりですよね^^


弓・太刀

五月飾りに向かって右側に「太刀」、左側に「弓」を置きます。

※太刀はつかを下にして飾ってください。

こちらは鎧・兜飾りの両脇に魔除けとして飾る道具で家内安全の意味もあるそうです。

節句人形 飾り方アドバイス4

芯木の上部の溝に面頬の紐を掛けます。


面頬の紐の長さは調節出来ます。

ポイント
兜をのせた時に面頬が上過ぎたり下過ぎたりしないよう、
バランスよくなるように紐の長さを調節してください。

鍬形と竜頭(前立)を鍬形台に差し込みます。

節句人形 飾り方アドバイス3

芯木を鎧胴に通して鎧櫃の上に乗せます。

芯木は中心より前に置くと見栄えが良いです。

鳩尾・栴檀の板は下図のように籠手の胸の上に出してください。


          肘を少し折りまげた状態に整えて凛々しく見せましょう

鎧の中心を取ってください。






ポイント
籠手が整っていないと見栄えが悪くなりますのでご注意ください。

節句人形 飾り方アドバイス2

今回は鎧飾りの組み立て方を4回にわたってご紹介をします。

鎧の飾り付けは難しそうに思われる方もいるかもしれませんが、
以外にもやってみると、とても簡単です。

まずは付属品を見てみましょう。

※兜の種類により竜頭が無い場合もあります。

飾り付ける時には手袋を着けて作業してくださいね。



佩楯の帯の両端を鎧櫃のふたの間に挟んでふたをします。

ポイント
佩楯の帯のはさみ方と鎧櫃の中心よりの左右バランスを注意してください。
正面から確認しながらやるとよいでしょう。

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