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雪駄の名前の由来

雪駄とは日本古来の履き物の一つになりますが、その歴史や名前の由来はどのようなものがあるのでしょうか。 雪駄を親しんでいる人も、これから履いてみようと思っている人も、是非この履き物の歴史を一度小話程度に楽しんでみてください。

雪駄とは、意味としては竹の皮を編み草履にしたその底の部分に皮を張った履き物の事を指します。 雪駄は昔には"席駄"と呼ばれていました。 "席"には筵や竹などを編んだものという意味が元々有りますが、そこに履き物の意味である"駄"という文字を当てて"席駄(せきだ)"から"雪駄"へと変化したと言われています。

駄という文字は下駄の文字ともかぶりますが同様の意味として使われています。 そしてそこから雪駄に成った流れとしては、"せきだ"という読みが次第に変化をしていってせったとなり、そこに漢字をあてた物が"雪駄"になったと言われています。 また、雪駄と草履の違いの一つに裏側に鋲が打ってあるかどうかを良く違いの一つとしてあげられるかと思いますが、この鋲は草履の下に皮を止めるための鋲に成ります。 雪駄は基本的には草履に皮を足した履き物だと思って下さい。履き物の形状としてはとても似ているので間違えないように注意をしましょう。

 

雪駄は元々草木をあんだ履き物の意味である席駄が徐々に変化をして雪駄になったと前途しましたが、その他にもいくつか諸説があります。 その一つが千利休と同じ時代を生きた、利休とも交流のある丿貫(へちかん)が雪の日に草履をはいていると下から雪が沁みてきて冷たく、また下駄をはいていると下駄の足の間に雪が積もって歩きにくい、という事で考案したのが雪駄であるという説です。

元々の草履の下に皮を張ることによって水の侵入を防ぐという事なのですが、丿貫が開発したのか、或いは千利休その人が開発したものかも諸説が別れています。 しかしいずれにしても江戸時代にはこの雪駄というものは人々の生活の中に浸透していた事がわかります。 特に、当時の時代に粋とされた着こなしの中にはこの雪駄が多く登場しており、庶民にとっても大切なお洒落のアイテムでした。

更に昔ですと底に打った鋲がちゃらちゃらと鳴る事も御洒落の一つとされていましたが、次第に音がうるさくまた傷が付き易いという事で現代の形に徐々に改変されていっています。 現代でも男性の和装の場合にはこの雪駄がよく用いられている事の一つには、この"粋"という物が深く関係しているのかもしれません。

 

他にも雪駄の名前の由来としてはいくつかありますが、基本的にはやはり冬の寒い日に草履では心もとない事から雪駄が生まれたという説が有力な様です。 昔は草履や草鞋が主流の時代でしたのでその当時雪や雨がしみにくい雪駄はとても画期的なアイテムだったのではないでしょうか。

そのために雪駄は席駄の他にも雪踏という字があてられていたという説もあります。 此方は文字通り冬の日を想定して作られたものだと思いますが。 この草履の下に皮を張る、という形が今日まで形を変えつつも残っている事は少し不思議な感慨も覚えます。

最近では皮だけでは無く、アメ底やウレタン素材の物等様々な材料で雪駄がつくられており、寄り雨や雪に強い商品が登場しています。 デザインも過去から現在まで様々に変化をしてきており、最近では素材も多様化してきたこともあって色々な模様の物が出て来ています。 このように過去から現代まで足元を彩る御洒落なアイテムの一つとして使用されてきましたが、今でも粋な人に愛される履き物だという事は変わらないのではないでしょうか。 他にも、セッタというとビーチサンダルの意味として使う地域もあり、江戸時代から現代まで庶民生活のより近い所にあった履き物であった事が伺えます。