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雪駄皮底の特徴

皮底の雪駄は古くから作られており、本格的な元祖雪駄として有名です。本体が丈夫で綺麗な日本の竹皮で作られているものが多く、質の良さに定評があります。丈夫な牛の皮が主流となっており、製造方法によって価格とクオリティが大きく異なっています。職人が1から手作業で作っている雪駄は皮底部分をしっかり織り込んで作っています。現代で主流となっているビニール雪駄は、ほとんどが接着剤で合わせているだけです。そのため、劣化の早さや履き心地は段違いと言われています。現在使われている皮底製品も接着させたタイプがメインとなっていますが、価格を惜しまなければ手織り製品を購入出来ます。手で縫った雪駄は非常に馴染みが良く、誰でも履きやすい靴として愛用出来ます。接着したタイプと比較するとその差は歴然で、しなやかさと踏んだ時に感じられる弾力性が違います。中には5万円以上する高級品もあり、数万円掛かる商品ばかりですが、1万円台から購入する事も出来ます。皮底は伝統的な本来の素材であり、日本の祭りらしさのある、安心感を持たせてくれる雪駄です。雪駄ならではの音を奏でられる尻鉄が付いた商品も多いのが特徴ですから、目立ちたい方にはお勧めです。

皮底で作られた雪駄は大きく2つに分けられます。一つは、江戸時代から長く使われて来た動物の皮を使った本格的なもので、もう一つは近年になって登場した合皮素材のものです。合皮は名前からすると動物の皮を使っているようにも見えますが、これは一般的に天然の布や樹脂で作られた皮の事を指します。別名で人造皮革とも呼ばれており、生産や加工のしやすさから普及しています。価格も非常に安く、皮のような見た目や触感でありながらも、耐久性に優れているメリットがあります。本革は種類にもよるのですが、基本的に水には強くありません。また、路面によっては滑りやすく感じる事もあるので、今では人工の合皮が主に使われているのです。こうして考えると、本革はブランドバッグのように気持ちやデザイン的な要素が強いのですが、高級な本革は耐久性も抜群です。硬い牛皮は繊維の裁断面も非常に美麗で、高級感を漂わせます。水が染み込むのをなるべく避けたい場合、特に雨天時には皮の雪駄は使わない方が良いと言われています。皮底の雪駄をメインに使う場合には、水に触れる可能性のある場所や天候の際にはアメ底やウレタン底に変えるなど、上手に履き分けましょう。雨避けのカバーも売られているので、別途そちらを購入する使い方もあります。

皮底の雪駄と言えば、裏面に「高級牛皮底」と字が入っている製品が印象に強くある方も多いでしょう。独特の品の良さがあるので、現代のあらゆる使い勝手の良い雪駄よりもこちらを選ぶ、と言う方も未だに多くいます。靴としての品質を重視する人が皮底を選ぶ傾向にあり、お祭り以外でも夏場に活躍する普段の靴としてもよく履かれています。そのためデザインにこだわった製品が多く、龍の絵が入った派手なものや、贅沢にワニ革を使ったワイルドな雪駄まで幅広く販売されています。普段着で着ても地味にならないようなデザイン重視のものを選ぶのであれば、皮底を選ぶのが一番です。格安の雪駄は2,000円で買う事も出来ますが、これだとオシャレには決まりません。5,000円前後の価格帯なら、本革を使ったオシャレな雪駄が多く揃っているので、普段履く事も考慮して選んでみるのも良いでしょう。ただデザインが派手と言うだけでなく、畳表の上質な和風をイメージして作られたものや、黒を基調としたような落ち着いた風合いのデザインもあります。好みで色々なデザインが選びやすいのも皮底製品の特徴なので、自分のお気に入りを楽しく見つけてみて下さい。夏場のファッションにも活用出来る、こだわりの靴になるかもしれません。