股引と半股引の履き方!
股引や半股引はその独特の形状から、着用に戸惑ってしまう方も多くいます。現代のファッションでは、ズボンと言えばただ足を通して履くだけでよく、腰回りもベルトですぐに固定出来ます。股引や半股引は、ベルトの代わりに紐を使用するため、初めての人は結び方を覚えなくてはなりません。まず、股引履き方で最初にポイントとなるのが、股引き履き方の方向です。通常のズボンだと布の裂け目部分を前にして履きますが、股引の場合は逆になります。股引きの生地の割れた方を後ろにし、繋がった方を前に持ってくるのが股引履き方です。股引きは左右で紐の長さも違うので、長い方を右に持ってくると言う見分け方も股引き履き方にはあります。そして、この長い右側の紐を背中から一周させ、股引き前方の穴のようになっている隙間に内側から通します。股引と半股引きはこの間に通すのを忘れてしまうと、安定して履けなくなるので股引き履き方の中でも注意して下さい。後は、左側の短い紐を同じように背中から一周させ、予め通しておいた長い紐と結ぶだけです。股引履き方は、紐の通し方さえコツを掴んでしまえば、かなりスムーズに履けるようになります。まずは履く方向や紐の通し方から覚えましょう。
股引と半股引は普通のパンツとは違い、タイツやストッキングのようにタイトめな作りになっています。そのため、適当な股引履き方をしてしまうと傷みやすくなってしまいます。股引や半股引に足を通す際には、必ず片足ずつ入れるようにしましょう。股引き履き方では、片方の足を上までしっかり通してから次の足を入れて下さい。そして、勢いよく履くのではなく、ゆっくり足をいれるのが股引履き方です。生地を傷めないように股引きを履きましょう。股引きを履いている時には、左右の紐が出ている部分を見失ってしまいがちです。股引きの上部分から手で伝って行けばすぐに分かるので、慌てずに探すのが股引き履き方です。股引履き方では右にある紐を先に使うので、まずは右の紐だけを意識しましょう。この時、お尻部分の左半分が崩れた状態のままになりますが、股引履き方ではこのまま放っておいて下さい。股引き履き方では、先に右の紐を通し終わったら、次に左の紐でまとめるようなイメージとなります。右の紐はしっかりと股部分の穴から通して、ギュッとしっかり引っ張っておくのがポイントです。股引や半股引の作りは締りの良いものにはなってはいますが、上の部分は自分達で締りをよくしなくてはなりません。股引きは下部分の締まり方と違和感のないようにするため、少しきつめに思うくらいに締めておきましょう。
股引を履く際には、着崩れに注意してしっかり整えて着こなしましょう。半股引の場合も同じですが、紐を縛った後にもお尻部分がしっかり隠れるようにまとめてあげるのが股引き履き方です。紐を結ぶ前にしっかりと寄せて形を作る股引き履き方が普通ですが、動いているとどうしてもズレて来るものです。定期的に股引きのお尻部分をチェックして、整えると更にカッコ良く着こなせます。股引・半股引きは前に開口部があり、後ろも分け目があるので、見た目には少し気を配りましょう。中に履いているパンツやふんどしが見えないように、覆ってあげる意識を持つと良い股引き履き方が出来ます。慣れない内は、後ろ側がしっかり決まっているか、股引履き方を他の人に確認してもらうのが一番です。お祭りで激しく動いた後にもチェックした方が良いでしょう。上に着ているシャツは、股引きの中に入れるのも忘れないようにしましょう。股引も半股引きも関係なく、共通する股引履き方です。若い方はシャツを出してしまいがちですが、股引きはサイズがタイトなのでシャツが出ていると不格好に映ってしまいます。股引きとの相性を考えても、シャツインしてしまうのがベストな股引履き方です。股引きを履くと体のスタイルがしっかり現れるので、インしていながらもカッコ良い雰囲気になります。お腹が出ている方でも、しっかり紐で縛ってあげればそれ程目立ちません。
