股引の型紙をとるコツは?

股引きを手作りで作る最大のメリットは、好きな柄で、好きな形で、好きなサイズで、好きな数だけ作れること、つまり、自由度が高いということです。

股引をお持ちの方で、裁縫に慣れている方は、実物から型紙を興すことができるでしょう。
履き古した股引があれば、つなぎ目をほどいて、それを基に型紙を興してもいいでしょう。
実物の股引きをお持ちでなければ、市販の型紙を利用してもいいでしょう。
型紙が一つあれば、永久的に使い続けられます。

おすすめは、一つの型紙で家族全員分の型を取ってしまうことです。
始めに、一番大きいサイズの人に合わせて型を取ります。
両辺と角を合わせて、次に大きいサイズの人の型を取ります。
同じ要領で、全員分の型を取ります。
太ももサイズやふくらはぎサイズなど、元の型紙は標準サイズで作られていますので、実寸に合うように調節して、型を取りましょう。
一番大きいサイズの人のラインに合わせて裁断すれば出来上がりです。
後は、布と型紙の間にチャコペーパーをあてて、上からルレットでなぞれば、簡単に型を取ることができます。

子どもの成長に合わせて、この型紙をリメイクして使いましょう。
型紙の数が増えれば、その数だけ、子どもの成長の足跡となります。
股引の手作りに挑戦して、その分想い出を残していきましょう。